2017/09/07

ブログの下書きが消えた!下書きツールを試してみる

                    
更新日:2018年03月21日(水)
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入力途中でブラウザが落ちたり、エラーで動かなくなったり、ブログの下書きエディタに直接入力していると書いた記事が消えることがあります。
これってショックですよね。

いままではテキストエディタのMeryを下書きツールとして使っていたのですが、クラウド連携できる方がいいだろうと考え、いくつか試してみました。

候補に上がったのは以下4つのサービスです。

  1. Google Keep
  2. Evernote
  3. Simplenote
  4. ResophNotes

1. Google Keep

Google Keep インターフェース
https://keep.google.com/

Web版、拡張機能版、ダウンロード版があります。
Googleアカウントを持っていれば誰でも利用でき、Google Driveにメモを保存・管理・共有・画像のアップロードが可能。検索途中でも呼び出してサッとメモを取れる気軽さが特徴で、ダウンロード版ならオフラインでも使えます。

それはいいのですが、操作性がイマイチです。
書き足しや削除がワンアクションで行えず、長文には適していません。

Google Keepの編集画面
例えば、文字をコピーしようと右クリックすると右側にずら~っと長いメニューバーが飛び出します。しかも英語。その中から毎回「Copy」を探すのはしんどいです。ショートカットキーも使えますが、右クリックを使うことが多いので使用は断念。


2. Evernote

Evernote ホームページ
https://evernote.com/intl/jp/

ブログの下書きツールとして人気のあるEvernote。
ポータブル版を使ってみたのですが、下書きツールにしては機能が多すぎて使いづらい。
その上、同期の自動設定をしたらパソコンが激重になってしまいました。設定の仕方がまずかったのかも知れませんが、導入から30分もしない内にアカウントを削除しました。


3. Simplenote

Simplenote ホームページ
https://simplenote.com/

名前通り非常にシンプルなツールです。Web版しか使っていませんが、軽くて同期が早いのが特徴。Twitter感覚でメモを公開することも可能です。
一行目が自動的にタイトルになるのもブログの下書きツールにはうってつけですね。下書き段階では記事タイトルを考えていないことも多いのでひと目でわかりやすく、メモ的な文章を書くのに向いているツールです。


4. ResophNotes

ResophNotes ホームページ
http://resoph.com/ResophNotes/Welcome.html

ResophNotesはSimplenoteと同期できるフリーのテキストエディタです。
インストール版とポータブル版があるので迷わずポータブル版をダウンロード。

解凍し起動させるとSimplenoteのアカウントを設定するかどうか聞かれます。
同期のタイミングは初期設定のまま5分で使っていますが、同期しているのを忘れるくらい動作が軽いです。書いたノートはローカルで保存もでき、URLなどのペースト先として付せん感覚で使えます。

起動が早く動作が軽いので常駐させても全く気になりません。
複数の端末に導入すれば、メモの内容が同期されるので使い勝手は非常に良いです。

★ResophNotesの詳しい設定方法と使い方はこちらのサイトが参考になります。
http://gigazine.net/news/20130112-resophnotes/


4つの下書きツールを試してみましたが、一番使いやすかったのはSimplenoteとResophNotesの合わせ技でした。

書いた記事はブログにコピーして使うことになりますが、「作成モード(リッチテキスト形式)」にそのまま貼り付けると改行や段落のタグまでコピーされるので気を付けましょう。
一旦別のテキストエディタを経由するか、HTMLモードに変更してから貼り付けると余計なタグが入らずスムーズに編集できます。

【関連記事】
ポータブルで軽量・高機能!テキストエディタを「Mery」に乗り換え
ブログの下書きを自動保存してくれる「Textarea Cache」

2017/09/06

ブラザー プリンタ DCP-J968N-Bの好き勝手レビュー!良かった編

                    
更新日:2018年08月21日(火)
ブラザー複合機DCP-J968N-B
前回の残念編に引き続き、ブラザー複合機 DCP-J968N-Bのレビューです。
良いと思った点をまとめてみました。

DCP-J968Nの良かった点


1. 本体が安い

ブラザー複合機 DCP-J968N-B
値段の割に多機能です。
レーベル印刷、有線・無線・USB接続可能でADF機能付き。

パソコン無しでスキャンデータをDropboxやGoogle Drive等へアップできるなど、クラウド連携が充実しています。NFCにも対応していて、モバイルでの使用を重視した造りになっているのが特徴です。
管理人は使いませんが、スマホで使いたい人には便利な機能ですね。

これだけ多機能でケーズデンキの3年長期保証を付けて12,000円台ならお買い得だと思います。

2. インクカートリッジがそこそこ安い

ブラザーとキャノンインクカートリッジ
インクカートリッジはキャノンの1.5倍ほどの大きさです。
DCP-J968Nは4色mp630は5色なので全体的な容量はそれほど変わりませんが、6色インクと比べるとコストパフォーマンスに優れていると思います。

管理人の場合は400円ほどしか安くならない(記事執筆時:Amazonの場合)ので、それなりといったところ。
ブラザーのインクもどんどん値上げされているのでインク代の価格差は期待したほどではないですね。

ブラザーはランニングコストが安いというより、インクをケチってるだけという気もします。
普段使う文書なら「インク節約モード」で充分ですが、モノクロで印刷すると写真画像や図形が水墨画のようになるので使い分けが必要です。

ただし、キャノンのようにインクが濃すぎて乾かすのに時間がかかるよりは はるかに良いと思います(インク濃度を下げて使っていました)。

本当に持ちが良いかわかるのはスターターインクを使い切った後なので、現時点での印象です。

3. 無線LAN接続設定が簡単

無線設定ウィザード
ルーター経由で無線接続を済ませていたこともあり、付属CD-ROMの無線LAN接続設定ウィザードで簡単に設定できました。

有線で一度つなぐ必要もなく、あっさり開通。無線LAN接続は手間取ると思っていたので簡単につながってくれて助かりました。

4. 電源ONからの起ち上がりが早い

mp630は電源を入れるとガーガーとヘッドクリーニングが始まっていたけど、DCP-J968Nは起動が早く待ち時間がないのがうれしいです。
スリープからの復帰も早く、ストレスを感じません。

5.自動電源OFF機能付き

印刷やコピー終了後、自動で電源が切れてくれるのは本当に楽。無線接続で別の部屋から使用する時にはとても助かります。
OFFになるまでの時間も設定できるし、便利ですね。

6.ヘッドクリーニングが進化してた

ヘッドクリーニング設定画面
ヘッドクリーニングは大量のインクを消費するものと思っていたので、「少量のインクを使用します」の表示は意外でした。
ブラックのみ、カラーのみ、全色と状況によって選べるようになっているのもいいですね。

7. インク交換がしやすい

インクカートリッジ交換
mp630は本体カバーを開けてインクカートリッジを交換しましたが、DCP-J968Nは前面に取り付け部分があります。
これは簡単。セットしやすいです。

8. ADFはやっぱり便利

ADF画像
複数枚スキャンしたい時は1枚ずつ入れ替えるフラットベッドスキャナーでは手間がかかります。
主に回覧用の書類をコピーする時に使っています。

9. 動作音が静か

印刷時の音の大きさは静音モードで普通。
ヘッドクリーニングや起動時の音はmp630と比べると静かなのであまり気になりません。

静音モードを使うと印刷速度が遅くなるらしいので、速度重視の人は設定しない方が良いかも。

10. 用紙トレイが出し入れしやすい

mp630に限らず、10年位前のプリンタはほとんどの機種で用紙トレイがセットしにくいものばかりでした。
何かが引っかかっているわけでもないのに、ガガッ、ガガッ、ガッと音がなるのは普通。
別に壊れているわけでもないんですよね。

それと比べるとDCP-J968Nは出し入れがスムーズです。
隙間が大きいのもあるんでしょうけど! 嫌な音がしないのはありがたい。

おまけ1. 人によっては気になるかもしれない点

●写真印刷は思ったより厳しい 

残念ながらmp630よりもクオリティーは低いです。
のっぺりしているのはRGBだから仕方ないですが、高品質だと許容範囲。6色に慣れていると無理と感じる人も多いというレベル。
店頭の印刷サンプルはあてにならないので、2割はクオリティーが落ちると考えた方が無難です。

●高品質印刷に時間がかかる

管理人はさほど気になりませんが、あまりの遅さにイライラする人もいるようです。

●レーベルプリントは後ろにはみ出る

レーベルプリント時、CDトレイが後部にはみ出るため10cm余裕を見て設置しなくてはならず、置き場所を選びます。

おまけ2. DCP-J968Nに対する総合的な意見

安くて多機能なのがDCP-J968Nのウリですが、欲しかったのは通信機器ではなく複合機なので、個人的にはクラウド連携機能は必要ないと思います。

写真品質はともかく、付属ソフトの使い勝手は9年前のキャノンをクリアしてほしかった、というのが本音です。
そうなるとコストが上がってしまうんでしょうかね…。

値段を考えるとそれなりなので、写真印刷と写真付き年賀状はネットプリント、印刷物は読めればOK、インク代をおさえたい、という人におすすめです。

管理人は”レーベル印刷、有線・無線・USB接続可能かつ手差し印刷&ADF機能付き”が条件でしたので(思っていたのとだいぶ違いましたが)満足度は星5つ満点で2.5点です。
星2.5



以上、「ブラザー プリンタ DCP-J968N-Bの好き勝手レビュー!良かった編」でした。
我ながらクドいレビューですが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
プリンタってめったに買わないので思いつくこと全部まとめた結果です。個人的感想なので、多少偏った内容になっていると思います。
あと気になるのは耐久性ですね。mp630と同様、9年もってくれるでしょうか…。

【関連記事】
ブラザー プリンタ DCP-J968N-Bの好き勝手レビュー!残念編
プリンタの異音とメンテンナンス